同サービスは、三菱東京UFJ銀行のシステム部が開発向けに所有しているパソコンを対象にシンクライアント環境を提供するもので、2009年12月より新環境で稼働する予定とのこと。新環境では、セキュリティの一層の強化、多様なワークスタイル環境の提供、非常時の業務の継続を目指しているという。
今回、日本IBMでは、同サービスを通じて、IBMのブレードサーバー「IBM BladeCenter」に仮想デスクトップ環境を構築し、従来パソコン上で稼働していたデスクトップ環境を提供。ブレードサーバー上の仮想デスクトップ環境に、メモリー、CPU、ハードディスクなど、従来パソコンで使用していたIT資源を集約し、一元管理する。
IBMでは、仮想デスクトップ環境構築サービスを「デスクトップ・クラウド・サービス」と位置づけ、推進していく構えだ。