インテルは、2024年6月1日付で同社 執行役員 経営戦略室長の大野誠氏が代表取締役社長に就任すると発表した。代表取締役社長の鈴木国正氏は、代表取締役会長としてビジネス・成長への支援を継続するとしている。
鈴木氏は代表取締役会長として、今後も日本チームを引き続き支援するとともに、顧客や産業界のエグゼクティブ、および産学官の有識者との関係を維持・拡大し、日本市場に向けたインテルの戦略を広く喧伝していくと述べている。特に、自動車、製造、金融サービス、通信、官公庁など、日本での主要な注力分野におけるこれまでの知識と経験を生かし、インテルのビジネス・今後の成長への貢献を続けていくとしている。
大野氏は日本の新しい事業責任者として、インテルが世界規模で進めている製造、イノベーション、製品でのリーダーシップの確立に向けた戦略「IDM 2.0」と、AIをあらゆるコンピューティング環境で実現させる取り組み「AI Everywhere」を継続して推進していくという。大野氏はインテルで営業からマーケティング、新規事業推進、経営戦略に至るまでの要職を務め、その経験と実績を生かし、日本国内におけるインテルの事業拡大を推進していくと述べている。
【関連記事】
・米インテル、「第4世代インテル Xeon スケーラブル・プロセッサー」など3製品を発表
・インテル、開発者が直面するセキュリティなどの課題解決に向けたソリューション・新製品を発表
・インテル、東京オフィス内に「インテル データ・セントリックCoE」を開設