フューチャーは、プログラム医療機器(SaMD)の実用化促進を目的に、SaMD研究開発・製造販売の知見を持つコンサルタントによる伴走型支援を2024年8月より開始すると発表した。
プログラム医療機器は、デジタル技術を駆使して診断や治療を支援するソフトウエアとその記録媒体を含むもの。今回同社が発表した支援プログラムでは、医療DXとデジタル医療機器開発の実績・経験に基づき、SaMD事業参画企業をサポートするという。
同プログラムの特徴は次のとおり。
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ITと薬事の知見を備えたコンサルタントが体制構築を支援し、開発スピードを向上
- 開発環境のDXを推進し、データ利活用により開発サイクルを短縮
- 開発ベンダーとの折衝、AI・IoTなどの最新テクノロジーの活用といった技術面もサポート
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協業検討、規制準拠、薬事承認、保険適用などの申請から、販売戦略まで伴走支援
- サイバーセキュリティ対応や臨床試験設定といった専門知識を要する検討を支援
- デジタル特有のマネタイズを確立し、事業化を推進
- 研究機関・海外企業などとの関係構築を支援
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