同研究所は、IBMの10番目のクラウド・コンピューティング研究所であり、香港での大手ITベンダーによる研究所としては最初の設立となる。新センターの内容は、世界中のあらゆる規模の企業が活用できるWeb 2.0技術、クラウド・メール、コラボレーション・ツールの開発施設など。
IBMの市場分析によると、世界のクラウド・コンピューティング市場は、2008年の470億ドルから2012年には1260億ドルに達し、年平均成長率が28%となることが見込まれている。
研究所では、セキュリティ、プライバシー、安定性などの重要分野において、クラウド・メッセージング・ビジネスのベスト・プラクティスを見極め、推進していく予定だという。