Dataikuは、12月12日、生成AIを活用したデータストーリーテリングのためのソリューションである新機能「Dataiku Stories」を発表した。
Dataiku Storiesは、作成と共有は簡単であるものの古いデータや信頼性の低いデータを使いがちな静的スライドプレゼンテーションと、構築と管理が煩雑だがガバナンスされたデータにアクセス可能な企業ダッシュボードとの間のギャップを埋めるもの。Dataiku Storiesのユーザーは、アナリティクスや機械学習(ML)、生成AIアプリケーションを構築、管理しているDataikuのユニバーサルAIプラットフォーム上において、簡単なプロンプトを入力するだけで、速度や精度を損なうことなく、最新で信頼性の高い企業情報に基づいて、意思決定のための有力なインサイトを発見し共有できるとしている。
Dataiku Storiesは、生成AIアシスタント機能によって、簡単なプロンプトでプレゼンテーション全体を瞬時に作成できるだけでなく、関連するデータポイントの提案や自動生成された画像によってコンテンツを再利用することもできるという。Dataiku Storiesで作られた動的なプレゼンテーションは新しいデータで更新されるため、共有された後も正確で最新状態のプレゼンテーションが維持されるとしている。
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