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アクセンチュア、12の業界に特化したAIエージェントを発表 業界固有の課題に対応

 アクセンチュアは、12の業界に特化したAIエージェントソリューションを備えた「AI Refinery for Industry」を発表した。

 AI Refinery for Industryは、企業がAIエージェントのネットワークを構築し、迅速な社内展開を可能にするソリューション。これにより、企業の従業員個人の能力を拡張するのみならず、業界固有の課題にも対応するAIエージェントの導入を加速することで、企業価値のさらなる向上に寄与するという。

 Accenture AI refineryは、NVIDIA AI Enterpriseソフトウエアを活用して構築されており、従来までAIエージェントの実装と利用までに数週間から数ヵ月を要していた時間を、数日に短縮可能。なお、NVIDIA AI Enterpriseのソフトウェアには、NVIDIA NeMo、NVIDIA NIM microservices、Video Search and SummarizationとDigital Humanを含むNVIDIA AI Blueprintsが含まれているという。

 アクセンチュアは、2025年中にAI Refinery for Industryを100種類以上のエージェントソリューションへと拡大する計画だと述べる。今回の12種類のソリューションは、2月末までに利用できる予定だ。

AI Refinery for Industryの課題対応例

  • 消費財・サービスの収益向上管理:収益向上に向けた戦略策定や実行管理を担う担当者は、自動化が進んだエージェントシステムを用いることでデータに基づく意思決定が可能となり、市場の変化に対応が可能。企業はAI Refinery for Industryを活用することで販売促進活動に関する主要な意思決定プロセスを自動化し、製品ラインおよび市場全体における収益を最大化し、売上高の増加に直接貢献するという
  • ライフサイエンスの臨床試験のパートナー:AI Refinery for Industryは、臨床試験のパートナーとして患者や臨床医と協働して個別最適化された臨床試験計画を作成しタスクと要件をまとめるほか、患者に臨床試験のプロセスの案内や次に行うべきアクションを促進。また、AI Refinery for Industryが臨床試験に関する質問にリアルタイムで回答するようトレーニングできるため、患者に適切な支援ときめ細かな対応が可能になるという。これにより、参加者が臨床試験の中途辞退を低減して試験を成功に導くとともに、その価値を高められるとしている
  • 工業分野のトラブルシューティング:AI Refinery for Industryにより、エンジニアや機械オペレーターは迅速に機器のトラブルシューティングが可能となり、問題解決につなげられるという。AI Refinery for Industryはリアルタイムデータ、信号相関情報、自動検査、および実行可能な推奨事項を組み合わせることで機器類の停止時間を削減し、問題解決に向けた意思決定を支援。加えて、機器類のメンテナンスを不具合の事後対応から予兆保全に移行させることで運用効率を向上し、競争優位性の確保に貢献するという
  • B2Bマーケティング:AI Refinery for Industryによる戦略的な洞察、ワークフローの自動化、意思決定の高度化によって、マーケティング担当者はより迅速に、施策ごとの整合性がとれた優れたキャンペーンを展開が可能に。AI Refinery for Industryは顧客、競合、文化および企業内のデータを一元化し、関連するマーケティング戦略策定、施策効果、売り上げ成長および計画改善に向けた洞察を提供するという

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