ラクスルは2025年3月1日付で、グループCIO兼CDOに、元LINEヤフー CTO、同社 上級執行役員 検索カンパニーCEOを歴任した藤門千明氏が就任したと発表した。
同社は事業拡大の取り組みの1つとして、事業運営に必要な機能を利用できる統合プラットフォームを構築していくという。その推進を加速するため、大規模プラットフォームの設計・運用に豊富な経験を持つ藤門氏をグループCIO兼CDOとして迎えたとのことだ。
藤門氏からのコメント:
ラクスルの成長に向けて、前職で長年取り組んできた顧客基盤・決済基盤・プラットフォーム開発の経験を活かせることを大変うれしく思います。テクノロジーをベースとした挑戦は、ラクスルが掲げる「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」に符合するものでもあります。
複数の事業を展開するラクスルにおいて、IDや決済は単なる機能ではなく、各サービスを横断し、顧客体験を統一するための重要な基盤です。事業ごとの最適化と、プラットフォームとしての統一性をどう両立させるか──そのバランスを見極めながら、テクノロジーの力でさらなる成長を推進していきます。
技術はあくまで手段であり、本当に重要なのは「どんな価値を生むのか」。ラクスルの優れたエンジニアたちと共に、複雑な課題に向き合い、未来を切り拓いていくことを楽しみにしています。
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