日立コンサルティングは、2009年に日本オラクルが提供開始した食品業界向けの商品開発管理向けアプリケーション「Agile Product Lifecycle Management for Process 6.0 (Agile PLM for Process 6.0)」をソリューションの中核に据え、業務コンサルティングと導入支援サービスを日本オラクルと共同で提案していくとのこと。。
日立コンサルティングは主に食品業界向けの商品販売戦略策定支援、 新製品投入支援な
ど豊富な導入経験を持つ。今回、日本オラクルとの協業開始により、食品業界特有の情報管理、プロセス管理に対応するための導入ノウハウやひな型をベースに商品開発管理の分野にビジネスを拡大する。
一方、日本オラクルの「Agile PLM for Process」は、食品・飲料メーカー、外食、小売業界向けに特化した商品開発管理のためのアプリケーション製品。世界の大手食品メーカーやレストランチェーンが実際に導入する商品開発のデータ管理とプロセスの手法を雛形として、企画から商品化まで一気通貫した成分・レシピ管理、商品ラベルや商品/配送パッケージの開発管理、各国の主要な規制対応やトレーサビリティに準拠する商品開発を支援する。
本協業では、食品業界が抱える商品開発から投入までの期間短縮や業務効率化などの課題を解決するために、食品の企画から商品化まで一気通貫した情報管理を実現するサービスを提供。これにより、成分・レシピ管理、商品ラベルや商品/配送パッケージの開発管理を一元化し、開発リードタイムの短縮やコスト削減を狙う。
また、サプライチェーンの管理高度化やトレーサビリティへの準拠も可能になり、食品の品質保持や安心・安全へのニーズにも対応するという。
【関連URL】
・サプライチェーン・マネジメント製品概要
http://www.oracle.co.jp/campaign/scm/
・「Agile PLM for Process 6.0」製品発表資料
http://japanmediacentre.oracle.com/content/detail.aspx?ReleaseID=638&NewsAreaId=2