博報堂DYホールディングスは3月10日、グループ全体での生成AI活用推進施策について発表した。2025年度には、AI関連研修を296回実施し、のべ31,000人を超える従業員が参加したという。これは、2024年度に「導入・リテラシー獲得期」として基礎知識の習得を推進し、8,500人超が基礎研修を受けたことに続くもので、2025年度は「実践・習熟期」として業務への本格的なAI導入を進めている。
研修は職種ごとの業務に対応するワークショップ形式で展開し、課題解決型のカリキュラムを導入。アドビとの共催によるクリエイター対象の生成AIワークショップも実施した。また、全社員に「Gemini」アカウントを付与し、誰もが生成AIを活用できる環境を整備したという。
経営層から若手までが参加する「AIメンタリング」制度や、Difyの全社導入も進行。Difyを用いたAIアプリ開発や業務効率化も推進している。各社員の自主的なAI活用を支援する「AIアンバサダー」認定、暗黙知のグループ内共有に向けた取り組みも展開した。
さらに、AIやディープラーニング分野の資格取得支援など、専門性向上にも注力。今後も「Human-Centered AI Institute」のもとで、AIノウハウのクライアント企業への展開や、高度なマーケティング支援の提供を目指すという。
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