SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

SAPジャパン、真のリアルタイム性を実現するための新製品「SAP HANA」を発表

SAPでは、今年の5月、新世代のビジネスアプリケーションの提供を可能にする本格的なインメモリコンピューティングを推進していく計画を発表。

SAP HANAはSAPが取り組む革新的なインメモリコンピューティングを具現化したソフトウェアの第一弾となる。

この発表に際し、SAPジャパン 代表取締役社長のギャレット・イルグ氏は「多くの企業は、瞬時に意思決定を行うための真のリアルタイムの情報分析および洞察力を必要としている。SAPではインメモリ技術とソフトウェアの革新によって、創業以来追い求めてきた「真」のリアルタイムの可能性をさらに広げていく」と今後の戦略を発表した。

SAPジャパン
代表取締役社長 ギャレット・イルグ氏
SAPジャパン代表取締役社長 ギャレット・イルグ氏

SAP HANAは、強力な演算エンジンとデータベースをメインメモリ上に統合し、ビジネスに特化した使いやすいデータモデリング・ツールと組み合わせて提供される。

ユーザーは、業務データや分析用データ、Webのデータなど事実上あらゆるデータソースから、リアルタイムかつ単一の環境で、しかもデータウェアハウスやその他のシステムに影響を与えることなく瞬時にアクセスし、検索、モデル化、分析ができるようになるという。

たとえば小売業の従業員であれば、商品単品ごとの店舗在庫情報に対し、その日の販売量、前週の販売推移、物流センターの倉庫在庫、市場価格の変動、前年の傾向値などをもとに、最適な発注量を手元のモバイル端末から瞬時に割り出すことができる。

電力会社の従業員であれば、使用電力量のデータをもとに特定の地域や時間帯の傾向を割り出し、そのデータを比較分析することで、利用状況データへの即時アクセスに基づくリアルタイム・プランニングも可能とのこと。

さらに、金融サービス会社であれば、リアルタイムでのリスク管理を実行し、インターネット情報も含めた非構造化された信用度採点データとそれ以外のデータを結合して市場のリスク資産総額を測定するといったこともできるという。

なお、SAP HANAは、インテルとSAPが共同エンジニアリングを通じて、インテルXeonプロセッサー 7500 番台で最適に稼働するように最適化している。SAPジャパンでは、今後も、オープンなエコシステムを活かし、SAP HANAを支援する戦略的ハードウェアパートナーとの協業を拡大していく予定だという。

 

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/2730 2010/12/13 15:23

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング