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EnterpriseZine(エンタープライズジン)

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VMwareとソフトバンクテレコムがハイブリッドクラウド事業で提携。7月にサービス開始。

  2011/02/23 11:08

 米VMwareのCEOであるポール・マリッツ氏が来日し、ソフトバンクテレコム 宮内謙代表取締役副社長兼COOと共に会見。ソフトバンクテレコムが7社めのvCloudデータセンターのパートナーとなり、国内で3月から検証を開始し、7月からサービスを提供すると発表した。

ソフトバンクテレコム 代表取締役副社長兼COO 宮内謙氏
ソフトバンクテレコム 代表取締役副社長兼COO 宮内謙氏

 初めに登場した宮内副社長は「iPhone、iPadなどの革新デバイスによって個人が体験しているようなクラウドが、エンタープライズITの世界にも広がるために、次世代のIT基盤が求められている」と、VMwareのvCloud Datacenter Servicesへの参加の理由を語った。

 また、「お客様の既存インフラによるアプリケーションからプライベートクラウドのアプリケーションに自在に拡張していくことが重要である」と語り、「VMwareの仮想環境上でリソースを活用していくためのサービスを開始するための、早期検証プログラムを2011年3月より開始する」と述べた。

 同社梶が谷のデータセンターでの技術検証に加わるのは、佐川急便グループのSGシステム、野村證券とメガバンク系の金融企業の3社。その後7月より具体的なサービスを開始するという。

VMware CEO ポール・マリッツ氏
VMware CEO ポール・マリッツ氏

 次にVMwareのCEOであるポール・マリッツ氏は、「世界中のITはフラストレーションを抱えている。それはITに対するコストの70%が古いシステムに回されており、新しいシステムに投資できないことだ。われわれはクラウドによって、ITの新しいエコシステムを作り、より俊敏で効率的なITを提供するために、クラウドのパートナーシップを作っていく」と語り、Bluelock、Colt、SingTel、Terremark、Verizonなどについで7番目にソフトバンクテレコムをパートナーとして選んだ理由として、同社の革新性をあげた。

 またクラウドを推進する製品群の考え方として、インフラ、アプリケーション・プラットフォーム、エンドユーザーコンピューティングの3つの層をあげた。インフラにおいては自動化、アプリケーションプラットフォームにおいてはアプリやデータへの新たなアプローチ、エンドユーザーコンピューティングにおいては、デバイスに依存しないコンピューティングが必要であり、こうした考え方によって企業買収や提携による製品の拡充をおこなっていくと述べた。

 vCloudのパートナーは今後も拡大していく予定で、パートナー間の連携やマイグレーションも追求し、企業固有のニーズに応じて利用出来るクラウドを実現すると語った。

vCloud DataCenterのパートナーについて語る宮内氏
vCloud DataCenterのパートナーについて語る宮内氏

著者プロフィール

  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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