Nimbula社は、クラウド市場が拡大する中で、クラウドOSとして「Nimbula Director」を開発し、クラウド環境で求められる可用性やセキュリティを備えたシステムインフラを提供するという。発表によると、クラウドOSとは、OS、仮想化、ミドルウェアや管理モジュールを一元的に提供する分野の呼称であり、IaaS基盤構築に必要なコンポーネントだとしている。
「Nimbula Director」は、OS、仮想化基盤のハイパーバイザ、ワークロード管理、ネットワーク管理、監視、計測と請求書作成、認証機能など、IaaS基盤構築に必要なすべてのモジュールを一体化して提供するものだという。高度な自動化機能により、ネットワークブート(PXEブート)により、必要なモジュールが自動インストールされるため、特別な知識や細かな手動設定が不要で、大規模なIaaS基盤も短時間に構築可能だという。