今回、提供される「EUGRID PLATFORM Client Edition」は、FATクライアントとシンクライアントの中間に位置し、ユーザー設定情報とデータだけをサーバー側で集中管理するマネージドクライアントという第3のクライアント利用形態の代表的な製品だとしている。
マネージドクライアントは、従来のシンクライアントの仮想化の対象がデスクトップ全体だったのに対し、ユーザー設定情報とデータだけに限定することで、サーバー等のシステム基盤をシンプルにでき、既存PCをクライアント端末として活用できるため、初期導入や運用管理にかかる費用の削減が可能だという。
これまで、クライアント端末は、使用するアプリケーションやデータをクライアント側で備えるFATクライアントと、アプリケーションやデータは全てサーバー側に置いて、クライアント側には必要最小限の機能しか持たないシンクライアントに区別されてきた。
■ニュースリリース
http://www.hitachi-solutions.co.jp/company/press/news/2011/0511.html