「McAfee Cloud Security Platform」は、企業とパブリッククラウド間を行き交うトラフィックを保護するために統合性の高いモジュール方式のソリューションにより、セキュリティを実現しているという。発表によると、このプラットフォームで提供されるモジュールは次の通り。
・メールセキュリティ:包括的なインバウンドの脅威対策とアウトバウンドの情報漏えい対策を統合することで、総合的なメール対策を実現。
・Web セキュリティ:プロアクティブなレピュテーション、インテントベースの保護により、送受信されるWebトラフィックを双方向で保護。
・モバイルセキュリティ:標準的なデバイス管理を使用することで、スマートフォンやタブレットから生成されるWebトラフィックを、マカフィーのWebセキュリティアプライアンスであるMcAfee Web Gatewayに経由。これにより、高度なマルウェア対策や、企業のWebフィルタリングポリシーによるモバイル機器の保護を徹底。
・クラウドアクセスコントロール:インテルのユーザーID/アクセス管理ソリューションである「Intel Expressway Cloud Access 360」との機能統合により、企業やクラウドプロバイダーは、企業のユーザーID情報を使用したクラウドアプリケーションの包括的なアクセス制御を実現。
・Webサービスセキュリティ:インテルのWebサービスセキュリティアプライアンスである「Intel Expressway Service Gateway(旧名称:SOA Expressway)」と機能統合することで、アプリケーションレベルのAPIセキュリティ、データ変換、RESTからSOAPへのメディエーション、IDトークンの交換を、ネットワークの境界線またはクラウド内にある高速ゲートウェイに移管。
なお、「McAfee Cloud Security Platform」の日本における提供時期は未定だという。
■ソリューションの詳細(英語)
http://www.mcafee.com/us/solutions/cloud-security/cloud-security.aspx