このソリューションは、災害時に自社のITシステムからクラウド上のバックアップシステムに切り替えるもので、少ない初期投資と短い構築時間で事業継続を支援できるという。
このソリューションは、サイオスのHAクラスターソフトウェア「LifeKeeper」とIBMの企業向けパブリッククラウドサービス「IBM Smart Business Cloud-Enterprise」を組み合わせることで実現し、サイオスおよび日本IBMのビジネスパートナーにより導入・構築サービスを含めて提供するとしている。最初のパートナーとして、トッパン エムアンドアイが提供を開始し、順次取り扱いビジネスパートナーを拡大する予定だという。
「事業継続 簡単クラウド」は、起動申請後最短10分で使用でき1時間あたり10円の使用料金であるIBMのクラウドサービス上の仮想サーバーおよびストレージをバックアップ・システムとして利用する。サイオス「LifeKeeper」のHAクラスター機能により、システム障害を監視し、障害時に自動的にクラウド上の仮想サーバーへ切り替えが行われるという。
新規にサーバー、ストレージ、OSなどのIT資産を購入する必要がないため、少ない初期投資で短期間に構築でき、バックアップ運用コストを最適化できるという。また、バックアップシステムの設置場所は、日本以外だけでなく、米国、ドイツ、シンガポールなど、海外のIBMデータセンターからも選択できるため、グローバル規模での事業継続を実現が可能だという。
■「事業継続 簡単クラウド」の詳細
http://www.sios.com/popup/lifekeeper/partner/si/solution-ibmcloud.html
http://www.toppanmi.jp/solution/si02/si02_05/lifekeeperibm_smart_business_c.html