今回の提携内容は、ファーポイント社がUSP研究所のために代理店や再販業者を含めて米国の販路を確保し、米国市場においてUSP研究所の主力製品「ユニケージ開発手法」の販売を促進させるというもの。
発表によると、「この手法は、UNIX哲学を重視して作られた独自コマンドを用いて、短いコードでさまざまな大量データを驚異的な速さで処理させることを特徴としている」という。
ファーポイント社は、米国を含む英語圏での認知を広めるため、英語Webサイト(en.usp-lab.com)のオープンに協力し、7月の正式な米国発売に向けて、AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)上での提供準備を進めているとしている。
USP研究所は、シェルスクリプトだけを用いて、大規模な企業システム、大量データ処理、高速検索などを、低コスト、短期間で開発し、柔軟なメンテナンスを可能とする「ユニケージ開発手法」に特化した企業だという。
また、ファーポイント社は、投資先のベンチャー企業のために、国際市場を迅速に開拓するサービスを提供する、ベンチャー融資会社だという。
■USP研究所のWebページ
http://www.usp-lab.com/index.html