Unityは複数のファイバペアから成るシステムで、ファイバペア当たり最大960Gbpsまでの容量拡張が可能。システムを構成する機器の製造は両社で分担する。NECが日本側から、タイコテレコミュニケーションズが米国側から、それぞれ海底ケーブルの敷設を進め、太平洋上でケーブルの接続を行う。
太平洋を横断し、日米間を直接結ぶ「日米直通光海底ケーブル」の建設は、2002年を最後にしばらく途絶えていたが、日米間の通信需要は急増し続けている。Unityは、日米間の通信容量を大幅に拡充するとともに、アジア各国と日本をつなぐ大容量光海底ケーブルとシームレスに接続することでアジア~米国間の通信需要にも対応し、日本の通信ハブとしての地位向上に貢献する。
このプロジェクトの建設契約は、発注者であるUnityコンソーシアム(KDDI、バーティエアテル、グローバルトランジット、グーグル、パックネット、シングテル)と、システム供給者であるタイコテレコミュニケーションズおよびNECとの間で2月に締結されている。
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参考資料:Unityのルート図