株式会社日立製作所は、東京メトロ副都心線駅構内に導入した同社のディスプレイ情報配信システムが稼働を開始したことを発表した。
本システムは、複数駅に設置されるディスプレイに対して、管理サーバから、ネットワーク経由でコンテンツを配信し、情報表示や更新をコントロールするもの。
設置場所や配信時刻、目的に合わせ、駅利用者に必要な情報の配信ができるという。東京メトロ駅構内では、これまで音声や文字テロップを利用した列車の運行情報やお知らせ情報の提供が行われていたが、システム導入後は、振替乗車の運行情報を瞬時に分かりやすい形で提供するなど、駅利用者のさらなる利便性向上を目指すという。
また、今回導入したシステムは、ASPサービスでの提供を行っているため、日立では、表示時刻や書き替え間隔などの表示スケジュールの作成や配信、表示状態の監視といったシステムの運用管理業務も行うことになる。これにより、システム導入時の初期費用を軽減することができるほか、システム運用管理コストを低減することが可能となるとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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