新製品は、従来比で処理性能を最大1.2倍に向上した最新のインテルXeonプロセッサー E5-2400 v2製品ファミリーを搭載するとともに、ストレージ容量を約1.3倍にするなど、クラウドサービスやサーバ仮想化のシステム基盤向けに性能を強化した8機種と、インテルPentiumプロセッサー G3430を搭載した、事務所や店舗などの拠点向けの2機種。
同時に、「HA8000シリーズ」および統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」において、クラウドサービス基盤に適した最新のサーバOSである「Windows Server 2012 R2」をサポートした。
発表によると、新製品の特徴は次のとおり。
1. 処理性能やストレージ容量などの強化
新製品10機種のうち8機種が、従来比で、処理性能を最大1.2倍に向上した最新のインテルXeonプロセッサーを搭載するとともに、ストレージ容量を約1.3倍に強化。また、エントリークラスの2機種は、インテルPentiumプロセッサーを新たに搭載。
ミッドレンジクラスの5機種などは、変換効率96%を超える業界最高水準の80 PLUS TITANIUM認証を取得した電源を選択可能にしたという。
2. 「Windows Server 2012 R2」をサポート
「HA8000シリーズ」、および「BladeSymphony」の「BS500」と「BS2000」において、仮想化機能の「Windows Server 2012 R2 Hyper-V」など、クラウドサービス基盤向けに機能強化された、「Windows Server 2012 R2」をサポート。
小規模な仮想化環境や物理環境に適した「Windows Server 2012 R2 Standard」と、大規模で集約率の高い仮想化環境に適した「Windows Server 2012 R2 Datacenter」の2ライセンスに対応。 プレインストールモデルや、バンドルモデルなどで提供。
同時に、サーバ管理ツール「Hitachi Server Navigator」の機能を拡充し、オンラインからの一括ログ収集を可能としたことで、障害発生時のログ採取時間を短縮し、障害対応を迅速化するなど、運用管理者の負担を軽減。
今回発表された10機種は次のとおり。
・Xeon搭載モデル
HA8000/RS220-s
HA8000/RS220
HA8000/RS210
HA8000/RS110-h
HA8000/TS20
HA8000/TS10-h
・Pentium搭載モデル
HA8000/RS110
HA8000/TS10
・Xeon搭載ネットワークストレージサーバ
HA8000/NS220-s
HA8000/NS220