「@benchmark」は、ユーザーやSIサービス会社などが、IT機器を的確に選定し、効果的に導入できるよう支援することを目的とするサービス。登録会員の依頼に応じて実環境に近い設定で、検証を無料で実施し、テスト結果を提供する。
テスト結果はWeb上で公開し(なお、依頼主情報は非公開)、会員であれば無料で閲覧・再利用できるという。また、テスト数値の読み取り方、テスト結果の活用ノウハウなどを公開し、会員同士が自由に情報交換できるコミュニティも提供する。
東陽テクニカの情報通信システム営業部 課長の中村彰宏氏は、「ユーザーの立場になって、実際の利用環境に近い設定で各機器の検証結果を提供するのが@benchmark。熟練した技術者達がテストで使用した機器や、そのテスト方法に関してすべて公開していく」と述べる。
「@benchmark」サービスの会員登録料は、月額5万円(税別/最低利用期間:6カ月)または年額55万円(税別)。 東陽テクニカとパステル・ネットワークスは、初年度100会員・団体の利用を見込んでいる。
対象機器
ネットワーク機器、サーバ、ストレージ、UTM、ロードバランサなど(2014年4月現在)
※対象機器は順次追加予定 ※対象機器(デモ機可)は依頼主(会員)が手配
対象項目
スループット、最大転送レート、レイテンシ(遅延)、TCPトラフィック帯域、新規セッションレート、最大TCPコネクション保持数、書き込み/読み込みスピード測定、毎秒コール数、MOS値/R値(音声品質評価)、実効消費電力 ※その他、リクエストにより追加可能
【関連リンク】