いちよし証券では、約6,000万件の取引データや、40万件の顧客データなどを、戦略的な商品やサービスの開発、販売推進などに役立てるために、DWHを導入してデータの分析/活用に力を入れてきたという。
しかし、既存のRDBMSでは、処理に時間がかかるため、チューニングなどによる開発/運用コストの増大という課題を抱えていたという。
そのため、いちよし証券では、「高速なデータ分析処理」という観点から、DWH構築に適したデータベースを比較し、性能だけでなく、メンテナンスや運用コストなどを考慮してもバランスの取れていた「InfiniDB」の導入を昨年6月に決定したという。
発表では、いちよし証券が「InfiniDB」を採用した主な理由として次の5点をあげている。
1. 初期の導入コストだけでなく、メンテナンス・コストや運用コストなどのTCOの観点からも、高いコストパフォーマンスが見込まれる。
2. データの圧縮率が高く、将来的なデータ増加にも不安がない。
3. 検証時には、検索や集計にかかる時間が大幅に短縮し、これまで性能向上のために行ってきたチューニングが不要になる。
4. 新しく導入したSSD対応のデータベース・マシンとの組み合わせにより、さらなる性能向上と高いコストパフォーマンスが見込まれる。
5. アシストのフィールド・サポートの対応が迅速。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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