「NetVault Backup」は、物理・仮想の両環境にあるデータとアプリケーションを、Webベースのユーザインタフェースから一元的に保護することができる、柔軟で拡張性に富んだデータ保護ソリューション。
最新バージョンの「NetVault Backup 11」は、バックアップパフォーマンスを大幅に改善するとともに、導入および更新作業の迅速化とシンプル化、日々の運用管理を容易にするレポーティングの向上、さらには重複除外ストレージ連携機能によるRapidバックアップの強化などにより、ビッグデータ時代における効率的なデータ保護を実現するという。
「NetVault Backup 11」の主な特徴は次のとおり。
- バックアップパフォーマンスの向上:ファイルシステムのバックアップジョブがマルチストリームに対応し、バックアップ性能が飛躍的に向上
- エージェント導入および更新作業の迅速化:Web対応インタフェースを通したWindowsエージェントのプッシュインストールに対応することにより、数百台に及ぶWindowsクライアントにも、わずか数クリックで保護機能のリモート導入が可能に
- レポーティングの強化:日々の管理業務を効率化する新しいレポート(ジョブ、メディア、構成レポート)を追加
- 重複除外ストレージ連携機能によるRapidバックアップの強化:Windows/Linuxに加えて、SolarisクライアントでもDell DR Rapid Data Access(RDA)をサポート。また、Dell RDAおよびEMC DD Boostを対象とした最新版ライブラリアップデートを提供
「Dell DRシリーズ」は、非構造化データが爆発的に増え続ける中で欠かせない重複除外バックアップ専用ストレージとして、さまざまなバックアップソフトウェアと組み合わせて利用することで、バックアップの統合化やデータセンター全体の災害復旧対策など既設のバックアップシステムを進化させるソリューションを提供する。
新しい3モデルは、エントリーモデル「Dell DR4300e」、スタンダードモデル「Dell DR4300」、パフォーマンスモデル「Dell DR6300」で、従来の機能を継承しながらデータの大容量化に対応し、大幅なパフォーマンス向上を実現したとしている。
「Dell DRシリーズ」は、ソースサイド重複除外を活用したマルチバックアップストリームによって、高速バックアップを実現し、より大容量のデータ保護のサポートが可能になった。