「X1インスタンス」の仕様は次のとおり。
- プロセッサー:2.3GHzの4×Intel Xeon E7 8880 v3 (Haswell) – 64コア/128 vCPUs
- メモリー:Single Device Data Correction(SDDC+1)を実現した1,952GiB
- インスタンスストレージ:2×1,920GB SSD
- ネットワーク帯域幅:10Gbps
- 専用のEBS帯域幅:10Gbps(デフォルトでEBS最適化、追加料金不要)
「X1インスタンス」には、現在SAPが認定しているクラウドインスタンスとしては最大容量となる2TBメモリが搭載されているという。
また、128個のvCPUに対応する4つの2.3GHzインテルXeon E7 8880 v3(Haswell)プロセッサーを搭載しており、Amazon Elastic Block Store(Amazon EBS)に対し、最大10GBpsの専用帯域幅を提供することで、SAP HANAなどのインメモリ・データベース、Apache Spark やPrestoなどのビッグデータ処理エンジン、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)ワークロードの実行に最適な環境を提供するとしている。
さらに、SAP S/4HANA、SAP Business Suite on HANA(SoH)、SAP Business Warehouse on HANA(BWoH)の認定も取得しているという。
「X1インスタンス」は、米国東部(バージニア北部)、米国西部(オレゴン)、欧州(アイルランド)、欧州(ドイツ)、アジアパシフィック(東京)、アジアパシフィック(シドニー)、アジアパシフィック(シンガポール)で利用できるという。また、今後数か月の間に他のリージョンでも利用可能になる予定だ。