新製品は、ビッグデータとリアルタイム・アナリティクスのパフォーマンス、高密度な仮想化環境を最適化するよう設計されており、「Future-Ready Enterprise(将来を見据えたエンタープライズ)」を志向する企業の需要の柔軟性およびスケーラビリティ、管理性を実現するという。
「PowerEdge R830」はデータベース・アプリケーション、スケールアウト仮想化、そしてVDI環境向けに設計された4ソケットのラックサーバ。2Uラックサーバのフォーム・ファクターで、これを標準としているメインストリームおよびミッドマーケットの企業に適しているという。
Dell PowerEdge 4ソケット サーバ・ポートフォリオは、Intel XeonプロセッサE5-4600 v4製品ファミリを搭載した「PowerEdge R830」が追加されたことにより、デルで最も包括的なシリーズとなっているとしている。
「Dell PowerEdge R830」の主な特徴は次のとおり。
- スケールアウト仮想化環境およびVDI環境の双方に対し、スケーラビリティ、柔軟性、密度が最適な組み合わせ
- 4プロセッサと最大48 DIMMメモリまで搭載可能
- ラック・フォーム・ファクターに標準化された計算またはトランザクション用途のMicrosoft SQLあるいはOracleデータベースを実行する、コンピュート、メモリ、そして全体の優れたコスト・バランスを提供
また、「Dell PowerEdge R930」サーバは、Intel Run SureテクノロジーのようなIntel XeonプロセッサE7-8800 v4ファミリのパワーと、優れたハードウェアの拡張機能を備え、データベースを酷使するアプリケーションをより速く導入し、簡易にスケールアップを行い、そしてインフラストラクチャやミッションクリティルカルなワークロード・デリバリーの管理をサポートするという。