ビジネスルールをプログラムから独立させて管理できるBRMSは、従来型の開発手法では難しかった「後工程での要件変更」に柔軟に対応できるため、ルール変更の多い与信業務や審査業務が行われる金融/保険業界、料金プラン改定の多い通信業界等で採用されている。
アシストが取り扱う「Progress Corticon」は、100%コーディングレスでビジネスルールをありのままに表現し、要件の追加・変更を迅速にシステムに展開できることに加え、米国特許を取得した独自アルゴリズムによって、ルールの数やデータ処理の複雑さが増した場合でも高いパフォーマンスを発揮するという特徴があるという。
インテックが販売する「OutSystems Platform」は、PC/タブレット/スマートフォン等のさまざまなデバイスに対応したWebアプリケーションの構築を、コーディングレスで実現できるWebアプリケーション統合基盤だという。
処理アイコンや矢印等を用いてビジュアルベースで処理フローを設計すると、必要なプログラムコードを「OutSystems Platform」が自動生成する。また、パフォーマンス管理、バージョン管理や複数環境への配備の自動化など、開発だけでなくシステムの保守および運用フェーズでの大幅なコスト削減を支援し、全世界33が国の販売実績と22業種、600社を超える構築/稼働実績を有しているという。
今回、インテックとアシストは、両社の製品を組み合わせ、ビジネスルールは「Progress Corticon」で管理し、アプリケーションは「OutSystems Platform」で開発/運用することで、システムの開発フェーズにおける生産性向上と、保守の容易性による運用フェーズでの負荷軽減に加え、コスト削減を支援する「超高速開発ソリューション」で協業していくとしている。