MOTEXの「LanScope Cat」は、「誰が・いつ・どんな操作をしたのか」といったPCの操作ログを取得することで、現状把握・分析・問題発見までの運用が可能。また、USBデバイスの利用制御やアプリの稼動管理、Webサイトの閲覧制限などの具体的な対策を行うことでセキュアな環境が実現できるという。
また、SNIの「PrintInsight」は、印刷物からの情報漏えい対策に特化した印刷イメージログ監視システム。プリンターから出力された印刷物の中身をそのまま保存(PDF / XPS形式)することで、ユーザーの印刷行動を把握・監視し、紙媒体からの情報漏えいを防ぐことができるという。
今回の「LanScope Cat」と「PrintInsight」の連携により、印刷日時やドキュメント名の取得に加え、印刷イメージの把握も即時に行えるため、印刷物の詳細な内容まで確認することが可能になる。今後、MOTEXとSNIは、企業の情報漏えい対策を支援するための連携を強化するとしている。
「LanScope Cat」と「PrintInsight」の連携ポイントは次のとおり。
1. LanScope Catの配布・自動インストール機能を利用することで、複数のクライアントPCに対してPrintInsightのモジュールを一括自動インストールすることができる。また、全社共通の設定ファイルを作成して配布することや、ライセンスファイルの配布によりPrintInsightの一括アクティベーションも可能。
2. 日常業務におけるすべての印刷は、LanScope Catが印刷ログを取得するのと同時に、PrintInsightが印刷イメージを取得・保管する。
3. LanScope Catの印刷ログで、機密ファイルや個人情報ファイルなどの印刷状況を確認。
4. 不審な印刷ログが見つかった場合、印刷日時やドキュメント名などをキーワードにPrintInsightで検索を行うことで、実際に印刷されたイメージを瞬時に確認することが可能。