
今回発表された提携によるソリューションは、製造業の設備本体の予知保全や生産ライン監視による生産性改善や品質向上などでの、IoTの取り組みに対応するもの。従来、プログラマブルロジックコントローラ(以下、PLC)には、 「容易にデータを取得できない」、「取得したデータを安全かつ確実にサーバーへ転送できない」などの課題があった。
通信手続きの異なる複数メーカーのPLCからのデータ転送や、サーバーへ転送する際に、情報漏洩や改ざん防止などのセキュリティ対策に多くの時間とコストがかかっていた問題を解決するものだという。
提供ソリューションとしては、東海ソフトのクラウド仮想デバイス「Flex Device」とセゾン情報システムズのIoTデータ転送ソフトウェア「HULFT IoT」の2製品を組み合わせ、IoTデバイスから取得したデータをクラウドに接続するものとなる。 これにより、各デバイスの稼働状況の「見える化」や「遠隔管理」を簡単に実現できるという。
2016年10月1日より、東海ソフトからソリューションを提供し、2018年度までに100社への販売を目標とするという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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