「Hadoop Summit」は、Apache Hadoop、そのエコシステムの紹介を行うグローバルイベントで、今年6月には、San Joseで開催された。最近は、Apache Spark、機械学習、IoT、クラウド、データサイエンス、先進的な企業でのデータ活用ユースケースに関連するセッションや展示が増えているという。
「Hadoop Summit Tokyo 2016」は、モダンデータアプリケーションを支える主要なテクノロジーやビジネスへの利用価値を理解する5つのトラックで構成される。業界の専門家、ビジネスリーダー、アーキテクチャ、データサイエンシスト、 Hadoopデベロッパ、そしてApacheコミッターが、ユースケース、成功事例、ベストプラクティス、教訓、テクノロジーインサイトなどをシェアする場だとしている。
イベントは、次の5つのトラックに分かれて展開される。
ビジネストラック
・実際のユースケース
ビジネストランスフォーメーションを実践したリーダーやイノベーターから、ベネフィット、課題、そして成功の鍵などを聞くことができる。さまざまな分野の企業からのスピーカーにより構成されているが、全員がデータを有効利用しオープンソーステクノロジーを活用したという共通点を持ち合わせている。 このトラックでは実際のエンタープライズ企業がデータアーキテクチャをどのようにモダナイズしたかに焦点をおき、技術面の課題、革新的ソリューション、そして成功要因などを伝える。
テクノロジートラック
・Apacheコミッターインサイト
コミュニティアーキテクチャおよびビルドチームから、最新のApacheビッグデータエコシステムのイノベーションについてコミッターから紹介する。実際にオープンソースプロジェクトにおいて、イノベーションを牽引した当時者からの視点を共有する。テクニカルリード、コミッター、またアクティブにロードマップを牽引しているエクスパート達と主要なフィーチャー、今後のApache ビッグデータ エコシステムについてのテクノロジーについて伝える。
・アプリケーション開発、アナリティクス、データサイエンス
YARNはHadoopをマルチテナントデータプラットフォームへと変革し、ビジネスを同じデータと複数の方法で同時にインタラクトする広いプロセッシングエンジンの基礎となった。セッションでは、イノベイティブなアナリティクスアプリケーションやシステム・データビジュアリゼーション・統計・機械学習などが展開される。Apacheコミュニティーのリーダーやイノベータがどのようにアプリケーションを開発し、新たな考えを見つけているのかを伝える。
・ガバナンス、セキュリティおよびオペレーション
このトラックは、企業が要求するガバナンス、セキュリティそしてオペレーションにフォーカスし、Apacheビッグデータエコシステムについて紹介する。スピーカーは、モダンデータアプリケーションのオペレーション、セキュリティ、Tips、トリックそしてさまざまなストーリーについて伝える。
Hadoopのオンプレミスおよびクラウドデプロメントのインストレーション、コンフィグレーション、イニシャルプロダクションデプロイメント、リカバリ、セキュリテイ、データガバナンスについてセッションが展開される。
・モダン・データ・アプリケーション、IoT、ストリーミング
このトラックでは、モダンデータアプリケーション開発、IoT、エッジデバイス管理、戦略、実践的なデータ収集と分析、リアルタイム分析などについて紹介する。この変革において、テクニカルおよびビジネスの側面からのWhat 、Why、Howなどについて学ぶことができる。スピーカーには、実際にIoTのエマージングテクノロジにおけるリーダーがあたる。
■開催概要
- 日程(セッション・ワークショップ):2016年10月26日(水)~27日(木)
- 会場:ヒルトン新宿(東京都新宿区)
- 主催:Hortonworks
- 参加費(10月21日までの登録費用、税別):
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セッション、キーノート、ワークショップなど:53,000円
登録の際にお得なディスカウントコード ENTZINE20 をご利用ください。 - 詳細と申込み:Webサイト