「コプリガード」は、ファイルサーバーやパソコンからのコピー・保存を禁止することで、ファイルの外部流出を防止するセキュリティ製品。プリントスクリーン・画面キャプチャー・データコピー禁止により、画面に表示されたデータも保護する。印刷やデータ出力も禁止できる。
また、管理サーバーが不要なため、サーバー構築やユーザー管理など管理者の負担がなく、スピーディにセキュリティを強化できるという。
この製品は、次のようなセキュリティ課題を解決するとしている。
- ファイルサーバー上の機密情報ファイルを持ち出されたくない
- パソコンで閲覧している個人情報のコピーや印刷を禁止したい
- パソコンからUSBメモリーへのファイルコピーや保存を禁止したい
- 特定アプリケーションのコピーや印刷を制限したい
- 部署や役職ごとにコピーや印刷の可否をコントロールしたい
「コプリガード」の特徴は次のとおり。
1. ファイルサーバーやパソコン上のファイルの持ち出しを禁止:ファイルサーバーやパソコン上の特定フォルダーからの、ファイルコピー/保存を禁止し、持ち出しを未然に防止。メニューやキー、ドラッグ&ドロップでのファイルコピー操作、メール添付/Webアップロードができない。
2. パソコン画面上のデータコピーや印刷を禁止:パソコン画面上のデータコピー/画面キャプチャー/プリントスクリーン/印刷を禁止し、情報漏洩を防止。メニューやキー、ドラッグ&ドロップでのコピー操作ができないようにする。印刷は、プリンター出力とデジタルファイル出力ができない。
3. パソコンからUSBなど外部メディアへのコピー/保存を禁止:パソコンから、外部メディアへのファイルコピー/保存を禁止。スマートフォン/デジタルカメラ/USBメモリー/SDカード/CD/DVDドライブなどにコピーや保存ができない。Bluetooth通信/赤外線通信などでのファイル持ち出しもできない。
4. 運用に合わせて利用制御(ポリシー)を細やかに設定:利用制御は、パソコンごと、またログインユーザーごとに、細やかに設定できる。たとえば、役職や部署ごとに利用権限を変える、特定の業務アプリケーションを利用制限する、など実業務に合わせて柔軟に運用可能。1台のパソコンを複数人で利用する場合も、ログインユーザーごとに個々のポリシーを運用可能。Active Directoryや配布ツールでのポリシー配布もできる。
5. 管理者負担や導入コストを軽減:利用制御(ポリシー)は、管理ツールのテンプレートから選ぶだけでスムーズに設定でき、自分で細かく設定・変更することもできる。また、クライアントだけで動作するため、管理サーバーの構築など不要で、導入コストや管理者負担を軽減できる。