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日立ソリューションズ、電子帳票ソリューションに人工知能技術を適用しシステム運用コストを軽減

 今回、開発した人工知能技術は、スキャンした紙帳票のフォーマットやデータの記載位置を学習し、必要なデータを自動抽出する。これにより、データの入力作業の軽減や、紙帳票の種類が増えるたびに発生するフォーマット定義の設定作業が不要となり、システム運用コストの軽減を実現するという。

 また、「活文 Report Manager」にスキャンした紙帳票の保管機能を追加し、電子帳票と紙帳票の一元管理を実現する。

 新機能の概要は次のとおり。

 1. 人工知能技術を適用し、帳票管理の効率向上とシステムの運用コストの軽減を実現

 人工知能技術は、スキャンした紙帳票のフォーマットや、「合計」や「品番」などの項目と数値の記載場所を解釈し、必要なデータ候補の一覧を可能性が高い順序で画面に表示。そして、ユーザーから指定された結果を学習すると、次回からは適切なデータを抽出。

 これにより、企業は、紙をスキャンするだけで必要なデータを活用できるため、入力負担を軽減できる。また、従来のシステムでは必要となる、帳票ごとにフォーマットを定義する作業が不要になるため、システムの運用コストを軽減することができる。

 2. 電子帳票とスキャンした紙帳票の一元管理を実現

 「活文 Report Manager」にスキャンした紙帳票の保管機能を追加し、電子帳票と紙帳票の一元管理を実現。

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