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デル・EMC、「PowerEdge」サーバを統合したハイパーコンバージドシステムの新製品を発表

 新製品では、ハイバーコンバージドスタックにコンピューティング層とストレージ層の両方を置くとともに、VMwareとの共同エンジニアリング関係を背景に、スピーディなイノベーションによってこれまで以上に高い価値を提供することが可能になったという。

 ・「PowerEdge」サーバを基盤にした新しい「VxRail」アプライアンス

 VMware環境向けに開発され、完全に最適化されている業界唯一のHCIアプライアンスである「VxRail」アプライアンスファミリーは、最新のIntel Broadwellプラットフォーム、VMware vSphere、VMware VSANテクノロジーによる構成をサポートし、「PowerEdge」サーバを基盤にしている。

 これにより、同じ価格で40%高いCPUパフォーマンス、および柔軟性と拡張性の向上を実現している。また、ノードは2倍のストレージを実装し、新たに最小3ノード構成から販売が可能となり、これまでより25%低い価格で導入できるという。

 ・「PowerEdge」サーバを基盤にした新しい「VxRack」システム

 「VxRack System 1000」は、統合したToR(Top-of-Rack)、Leaf(葉)/Spine(幹)型のネットワーキングおよびSDNオプションを提供する唯一のラックスケール ハイパーコンバージドシステム。「VxRack System 1000」は、エンタープライズレベルの回復性と、小規模に導入して簡単に拡張可能な環境の両方が求められるコアデータセンターに完璧な選択肢を提供するとしている。

 「PowerEdge R630」および「PowerEdge R730xd」を基盤にする「VxRack」システムは、フットプリントやコストを増やすことなく、より大きな容量を提供し、CPUパフォーマンスは40%向上する。

 「VxRack」は、20以上の新しい構成を提供することで、企業は必要なコンピューティング負荷やストレージ負荷の大きさ、また最適なバランスの構成(オールフラッシュモデルとハイブリッドモデルの両方)など、ワークロードの要件に合わせて柔軟に追加していくことができる。

 

 なお、「PowerEdge」サーバを統合した「VxRail」アプライアンスは、日本を含む主要市場で2016年第4四半期中に受注および提供開始の予定だという。

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