「ESS FileGate」は、分離ネットワーク間での安全なファイルの受け渡しを実現し、自治体システムの安全性を確保するという。製品の概要は次のとおり。
・文書の内容を二重で画像化処理する方法で無害化処理を行うため、マルウェアに感染したファイルを確実に無害化することが可能。
・文書の印刷機能を使用するため、Word、Excelなどのオフィス文書はもちろん、国産の文書編集ソフトのファイル、CADソフトで作成された設計図面、画像編集ソフトで作成されたイラスト図版など、印刷が可能な文書であればファイル形式を問わず無害化。
・Windows OSのクライアント端末からだけでなく、仮想デスクトップ環境(VDI)上からの無害化処理にも対応(LinuxベースのVDIを含む)。
・インターネット接続環境とLGWAN環境の中間サーバーとして設置することで、紛失リスクの高いUSBメモリなどの可搬媒体を使用する必要がない。
・ファイルの持ち込み/持ち出しの際に上長承認を必要とする設定が可能。
・文書の無害化によるLGWANへの持ち込みだけでなく、LGWAN側からインターネット接続側へのファイルの持ち出しについても対応。
・仮想アプライアンスによる提供のため、インストールなどの作業が不要、仮想基盤にインポートし初期設定をするだけですぐに利用可能。
・Dockerによるコンテナ技術を採用しており、OSアップデートによるシステム稼働の影響を受けないためメンテナンス・維持管理に負担をかけない。