発表によると、これまで監視・運用サービス導入時は監視設定を手動で設定する必要があった。また、システムごとに適切な監視設定が異なるため、最適な監視設定にするスキルが必要とされるという。
今回提供を開始する「マネージドオプション」では、「KCPS」のAdmin Console(管理コンソール)から、ユーザーがシステム用途を選択し、ボタンを数クリックするだけで、「KCPS」と連携しているはてなの監視サービス「Mackerel」へ自動的に設定が完了し、監視が開始される。さらに、監視設定の内容はKDDIが長年のキャリア運用で培ったオリジナルの監視設定になっているという。
「Mackerel」は、サーバーにおける各種ハードウェアやアプリケーションソフトウェアの性能をリアルタイムに監視することができるSaaS型サーバー監視サービス。「はてなブックマーク」や「はてなブログ」などの大規模な個人ユーザー向けサービスの提供で培ってきたサーバー・インフラ環境の管理ノウハウをもとに開発されたという。