SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

Security Online Day 2022

2022年9月16日(金)10:00~17:10

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

Windows 7、2020年1月の延長サポート終了へ企業のPC切り替えは遅れ気味――IDCが推計

XP延長サポート終了1年前の残存率29.3%に対しWindows 7は34.6%の見込み

 IDCは、Windows XP EOS時と比較分析をした結果、Windows 7 EOS時にもWindows XP EOS当時と同様の急激なPCの買い替えが進められる可能性が高いと、警鐘を鳴らしている。

 まず、2014年のWindows XP EOS当時の状況を振り返ると、Windows XP EOSの1年前に、企業で稼働するPCの29.3%はWindows XPが搭載されたPCだった。企業規模別に見ると、中堅中小企業(従業員数500人未満)では24.0%、大企業(従業員数500人以上)では35.4%と、端末台数が多くシステム規模が大きな企業の方がWindows XPを搭載するPCの残存率が高かったことがわかった。

 しかしながら、総務省やマスコミによるWindows XPのセキュリティリスクに関する注意喚起が功を奏したこともあり、2013年後半~2014年前半にかけて、Windows 7を中心とした次世代OSのPCへの買い替えが行われた。結果、この時期の国内PC出荷数は、過去最大規模となった。

 次に、Windows 7 EOSに伴うWindows 10への移行計画を分析すると、2016年時点でWindows 10への切り替え計画がある企業は約56%にとどまった。これを企業規模別に見ると、中堅中小企業では約45%、大企業では約67%と、大企業の方が切り替え計画のある比率が高いことがわかる。

 そして、切り替え計画のある企業におけるWindows 10へ切替え進捗率をみると、Windows 7のEOSの1年前にあたる2019年での進捗率は65.4%、つまりWindows 7の残存率が34.6%に達する見込みであることがわかった。

 これをWindows XP EOS 1年前のWindows XP搭載PCの残存率29.3%と比べると、Windows 7 EOS時の方が古いOSを搭載したPCの割合が高くなるという分析結果となった。さらに、Windows XP EOS 1年前のWindows XP残存率と同様に、大企業の方が新しいOSへの切り替え進捗率が低い結果となった。

Windows 10への早めの移行でPC需要の平準化を目指すことが重要

 この調査結果を基にIDCは、このままの状態が続くと2020年のWindows 7 EOS直前の2019年に、Windows XP EOS時と同様に大量のPC買い替えが起こり、その後に一気に企業PC市場が冷え込むと予測している。短期間に需要が集中し、その後低迷が長く続くと、PCベンダー、部品メーカー、販売チャネルなどPC業界関係企業においてビジネスプランニングが困難になり事業継続が難しくなるプレーヤーが出てくることが懸念される。

 同時に、ユーザー企業にとっても単年でのPCの大量買い替えは、急激なIT予算の出費となり、他のIT予算や会社の経費全体に対し大きな負担になると考えられる。このような事態を避けるために、PC業界が一丸となって、ユーザー企業におけるWindows 10への移行を促進し、PC買い替え需要の平準化を進めることが肝要であるとIDCでは考える。

 IDC Japan PC,携帯端末&クライアントソリューション シニアマーケットアナリストの浅野浩寿氏は「企業におけるWindows 10への移行の主な阻害要因は、既存システムとの互換性である。しかし、まだ評価していない企業は約20%ある。企業では早めにWindows 10への移行計画を立てると同時に、評価を早く進め、そこでの問題点を把握しPCベンダーと解決していくことが必要である」と述べている。

参考資料: Q.「Windows 10に切り替えるに当たって、
今後どのような計画で切り替えが行われるか進捗率をお答えください。」  

 今回の発表は、IDCが発行した「2017年 国内PC市場ビジネスユーザー動向分析調査:2020年のWindows 7の延長サポート終了に警鐘を鳴らす」にその詳細が報告されている。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/9026 2017/03/07 14:15

Job Board

PR

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

2022年9月16日(金)10:00~17:10

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング