このソリューションは、ファーウェイと米マイクロソフトが共同で設計したもので、企業やサービスプロバイダーは、Microsoft Azureとのシームレスな一貫性を備えたサービスをオンプレミスで展開できるため、ハイブリッドクラウド基盤を安心して活用しながら、デジタル変革を加速することができるようになるという。
ファーウェイの最新世代FusionServerとCloudEngineスイッチをベースに共同で設計したソリューションは、ファーウェイのeSight管理ソフトウェアとAzure Stackを独自に統合することで、ユーザー企業によるハードウェア機器の360度管理を実現するという。
Azure StackはAzureの拡張製品として、同じアプリケーションモデル、セルフサービスポータル、APIを備えている。これによって、柔軟性と管理のバランスをとりながら、ハイブリッドクラウド環境全体でアプリケーションを刷新することができるとしている。
今回発表したソリューションは、Azureと同一のアーキテクチャとユーザーインターフェースを使用しているため、ユーザーがクラウド間でアプリケーションをシームレスに展開、管理、移行できるようになる。企業はその結果、クリティカルなデータをオンプレミスで保持しつつ、自動化されたITサービスによって自社のビジネスを変革し、新たなサービスやクラウドネイティブなアプリケーションをより迅速かつ低コストで展開することができる。
ファーウェイのハイブリッドクラウドインフラは、同社のFusionServerを使用して高密度なアーキテクチャや大容量ストレージを提供し、高い信頼性を備えた管理が可能で、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)への活用に最適だという。また、ファーウェイのCloudEngineスイッチによって、高密度な10Gアクセスと最大100Gの相互接続を提供し、高性能、高信頼性、大容量キャッシュ、低遅延のネットワークを実現するという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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