「NetSHAKER W-NAC」は防災拠点機能を7月から強化する予定で、事前に災害時のWi-Fi解放レベルを登録しておくことで、簡単なボタン操作で設定を変更することができるようになる。ネットワークの知識がなくても対応ができるため、災害時、情報基盤の早期構築を支援する。Wi-Fi設備の新規導入校は、助成金を活用することで、コストを抑えた導入が可能になるという。
「みらいスクールステーション」は、電子掲示板機能や校内ライブ放送機能を用い、各教室に設置されているテレビ等に文字情報や動画、画像の配信ができる。その機能を使って、災害時には安否情報の共有や、避難所における情報共有をスムーズに行うことが可能となる。
各教室のテレビ等にメディアボックスを、各学校に配信サーバを1台設置することで、校内LANを活用した情報配信システムを構築できる。今回の連携により、「NetSHAKER W-NAC」がその配信サーバの役割を担うことで、災害時の情報基盤と情報共有基盤を合わせて提供できるようになるという。
また、「みらいスクールステーション」は、「NetSHAKER W-NAC」を配信サーバとして、教室内のTV等にコンテンツ配信ができる。教室にパソコンがなくてもさまざまな形式のデジタル教材を再生することができ、平常時にも活用できるとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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