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AWS、新しいタイプの「大阪ローカルリージョン」を開設し、日本のクラウドインフラストラクチャを拡充

2018/02/13 15:45

 Amazon Web Servicesは、「AWS大阪ローカルリージョン」を開設し、日本におけるクラウドコンピューティングインフラストラクチャを拡充したことを発表した。AWSローカルリージョンは、単一のデータセンター内に耐障害性の高い独立したインフラを有し、既存のAWSリージョンを補完する新しいタイプのリージョンになる。AWS大阪ローカルリージョンは、2月13日から利用可能になっている。

 AWS東京リージョンと一緒に、地理的に離れたAWS大阪ローカルリージョンを利用することで、規制対応のためアベイラビリティーゾーン間をより地理的に離す必要のある、特定のアプリケーションの運用が可能になるという。

 AWS東京リージョンが開設された2011年から、顧客企業は同リージョンの4つのアベイラビリティーゾーンを利用することで、いずれか1つのデータセンターで障害が発生した場合でも支障をきたさない、優れた耐障害性と高可用性を持つアプリケーション構築が可能になった。

 AWSリージョンは、低遅延でハイスループットかつ高い堅牢性をもつネットワークにつながっている、地理的に分離され独立した複数のアベイラビリティーゾーンで構成されている。また、各アベイラビリティーゾーンは、独立した電源および冷却システム、物理的セキュリティを擁し、大容量な光ファイバーネットワークを通じてAmazonのグローバルバックボーンネットワークに接続している。

 これらのアベイラビリティゾーンを利用することにより、顧客企業はトラディショナルな単一もしくは複数からなるデータセンターのインフラストラクチャに比べて、より簡単かつ効率的に、高い可用性、耐障害性、拡張性を必要とする本番環境のアプリケーションやデータベースを設計・運用することができるという。

 AWS大阪ローカルリージョンは、当初、単一のアベイラビリティーゾーンのみを提供するが、これはデータセンター間をこれまで以上に地理的に離すことで、特定のアプリケーションにおける規制に対応したいという顧客を支援するもの。

 新たな大阪ローカルリージョンは、AWSの最初のローカルリージョンになる。AWSローカルリージョンは、全AWSリージョンと同じように、他のAWSリージョンから完全に独立し、リージョン内に独立したAPIエンドポイントを有している。AWS大阪ローカルリージョンは、東京から400キロメートル離れた地点に位置しているため、AWS東京リージョンから、さらに離れた場所に拡張可能なデータセンターが必要な企業に適している。

 大阪ローカルリージョンの開設により、AWSのグローバルインフラストラクチャは、53のアベイラビリティーゾーン、18のAWSリージョン、1つのローカルリージョンで構成されることになる。

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  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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