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SAP HANAの永続化技術とは

edited by DB Online   2018/03/14 06:00

永続化技術のこれから

 「インメモリデータベースであっても、不揮発性メディアにデータをバックアップする永続化の仕組みは必要」と述べましたが、不揮発性メディアのI/O性能はDRAMに比べて数段劣るため、CPUがどんなに高速化しても永続化の仕組みが性能上のボトルネックとなることは否めません。

 しかし、従来のフラッシュメモリとは異なる原理による、より高速な不揮発性メモリが実用化されつつあります。

 『インテル、ついに不揮発性のメインメモリ「Intel persistent memory」発表、実稼働デモ公開。2018年に新型Xeon「Cascade Lake」とともに登場予定

 この記事では「Intel persistent memory」をメインメモリと処理によって使い分けるSAP HANAの実機デモを紹介しています。

 もちろん、従来型のディスクベースのデータベースにおいてもハードウェア(メモリ技術)の進化は大きなメリットをもたらしますが、インメモリデータベースのSAP HANAでは永続化の足かせが極小化されることでより顕著な発展が見込めるのではないかと筆者は考えます。

 次回は最終回「Oracle技術者から見たSAP HANAはここが凄い!」というタイトルでまとめたいと思います。



著者プロフィール

  • 三原健一(ミハラケンイチ)

     ベンチュリーコンサルティング株式会社 技術顧問  現在、大手SIerの性能問題対応チームに従事。主にOracleデータベースの性能問題解決や負荷テストの計画・実施・分析・評価等を担当。前職のインサイトテクノロジーではメルマガやブログの執筆に関わる。  ・ブログ「サイクル&オラクル」

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連載:Oracle技術者から見た、SAP HANA
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