「シャットダウンボックス」は、UPSの停電信号を検知して、サーバー、ストレージ、アプライアンス機器等の対象機器にログイン、シャットダウンコマンドなどを実行するため、システムのダウンタイムを最小限に抑え、復旧時の運用者の負荷を大幅に軽減するという。
vSphere APIをはじめ各種プロトコルに対応しており、ソフトウェアを使わず本製品のみで停止・起動順序が複雑なHCI(ハイパーコンバージド・インフラストラクチャー)、仮想環境を制御可能だという。
「UPSS-NetworldシャットダウンボックスLight」は、シャットダウン対象台数を限定し、SMB市場のHCI/仮想環境に特化した低価格モデルで、運用者が常駐しない支店・事業所など小規模オンプレミス環境にも最適だとしている。
UPSのサイジング、シャットダウンスクリプトの設計、現地設定、現地シャットダウンテスト、保守まで一貫してUPSSがサポートするため、SIer各社の負荷がなく、ネットワールドは、事業継続やデータ保護ソリューションなどの各種キャンペーンにUPSパッケージとして組み合わせて販売する。
「UPSS-NetworldシャットダウンボックスLight」の概要とメリット
・SMBの仮想基盤の停止・起動に特化したアプライアンスで、3Tier構成または、2ノードvSANをはじめとした小規模HCI/仮想環境に対応。
・各UPSの停電信号を検知すると、設定された停電確認時間以上経過した場合、SSH2、VMware vSphere APIなどの各プロトコルでサーバー、ストレージ、アプライアンス機器等の対象機器にログインして、シャットダウンコマンドなどを実行。
・対象のHCI/仮想環境に対応したシャットダウンスクリプトの設計、現地設定、現地シャットダウンテスト、保守まで、一貫してUPSSがサポート。
・突発的な電源トラブル時の仮想環境への停止・起動が可能:停電時のシャットダウンはもちろん、復電時の仮想サーバー単位での自動起動復旧も対応可能。拠点など、運用者が常駐しない環境でもシステムのダウンタイムを最小限に抑えることができる。
・計画停電対応:対応UPSのスケジュール運転と連動して、スケジュールシャットダウン・起動対応が可能。計画停電時、開始前にシステムを自動停止させ、復旧後にシステム起動を自動的に指示することで、運用者のリソース軽減を実現。