サイバー攻撃による情報流出で株価が暴落は、短期的な損失にすぎない。攻撃者の本当の狙いは、ビジネスの根幹となるすべての知的財産だと警戒すべきだ―。こう指摘するのは、エフセキュアコーポレーションでディレクターを務めるピーター・コーエン(Peter Cohen)氏だ。同氏は、「ガートナー セキュリティ&リスク・マネジメント サミット 2019」(8月5日~7日開催)で、サイバー攻撃がもたらす長期的な影響について講演。「国家組織が主体となっているサイバー攻撃は、5年のスパンで見る必要がある」と警鐘を鳴らした。
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鈴木恭子(スズキキョウコ)
ITジャーナリスト。
週刊誌記者などを経て、2001年IDGジャパンに入社しWindows Server World、Computerworldを担当。2013年6月にITジャーナリストとして独立した。主な専門分野はIoTとセキュリティ。当面の目標はOWSイベントで泳ぐこと。※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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