マカフィーが実施した調査によると、企業の81%がDLPとCASBを個別に管理制御しているため、管理が複雑でセキュリティ効果が低下してしまう可能性があることが分かったという。
そこで同社は、複数のエンドポイント、ネットワーク、クラウドソリューションで一貫したDLPポリシーを徹底するため、McAfee MVISION CloudにMcAfee Web Gatewayと、McAfee Data Loss Preventionが提供する機能を統合。MVISION ePolicy Orchestrator(ePO)とも連携することで、クラウド環境におけるセキュリティ課題に一貫して対処できるソリューション「Unified Cloud Edge」を提供するという。
同ソリューションは企業向けに構築されたクラウド・ネイティブ・アーキテクチャにより実現され、複数の環境において単一のポリシーを徹底。ユーザーはシングルクリックでセキュリティ・イベントを調査でき、単一リポジトリからレポートを得られる。
同社の製品管理・マーケティング担当バイスプレジデント アナンド・ラマナサン氏は、「データとアプリケーションはクラウドに移行しましたが、セキュリティ担当者が新たなスキルを必要とする環境やツールと、限定されたセキュリティリソースに格闘する企業にとって、セキュアなクラウド利用は理解されにくいものだと明らかになりました。クラウド利用に伴い重要な企業データの総量は増え続けており、企業は適切なデータ保護ツールを導入する必要があります。また、セキュリティの複雑さを軽減することは従業員の生産性を向上させるサポートをします」としている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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