TwoFiveは、同社が国内代理店であるRSTORが、Arcserveとパートナー契約を締結したことを発表した。両社は、あらゆる業種・企業規模の顧客に向けて、費用対効果の高いクラウドベースの新しいビジネスレジリエンスサービスを提供予定だとしている。
RSTORのAmazon S3互換クラウドオブジェクトストレージ「RSTOR」は、業界標準よりも最大80%の低コストで、独自プロトコルにより従来比最大30倍の高速データ転送が可能だという。米国内だけでなく世界各国にPoint-of-Presence(PoP)となるデータセンターを拡充中で、2020年にはTwoFiveを代理店として日本市場に進出し、国内にもデータセンターを開設している。
RSTORとArcserveを連携させることで、RSTORのインテリジェントデータリポジトリからArcserveの高度なデータ保護機能を利用し、セキュリティインシデントや災害復旧が発生した場合に、迅速にデータにアクセスして復旧作業を行うことが可能になる。このITレジリエンスを確保するためのワンストップソリューションにより、データの保管と取り扱いを簡素化し、リスク管理を改善することができるという。
RSTORのCEOであるGio Coglitore氏は、「費用効果の高いリポジトリに本番データとアプリケーションの包括的で高性能なミラーリングを提供することで、ArcserveとRSTORは、組織が侵害やランサムウェア攻撃をはじめとする破壊的な攻撃に耐えて、メインシステムがオンラインに戻るまで、ビジネス活動への影響を最小限に抑えながら、IT運用を即座に再開可能にします」と述べている。
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