SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine Day Special

2024年10月16日(火)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

翔泳社の本:『ゼロ知識証明入門』

【ゼロ知識証明入門】第4章 ビジネスへの応用(前編)

Vol.6 ユースケース/ユーザー認証/顧客審査

 「ゼロ知識証明」とは、ある人が特定の事柄を証明したいときに、機密情報を明かさずに証明する技術の総称。次世代のプライバシー強化技術として注目されている技術である。本連載はデロイト トーマツのコンサルタントによる『ゼロ知識証明入門』(翔泳社)の内容を踏まえくわしく紹介する。今回は第6回目で、「ゼロ知識証明のビジネスへの応用」の前編を紹介する。

 本章では、ゼロ知識証明のビジネスへの応用について6個のユースケースを解説する。それぞれを証明する命題によって分類したのが図表4-1である。

図表 4-1ゼロ知識証明の分類[クリックして拡大]

 今回述べる事例の想定場面、現状の技術、その課題、ゼロ知識証明を適用するメリットを先に整理すると次のようになる(図表4-2、図表4-3)。

図表 4-2ユースケースの一覧(4-1~3)[クリックして拡大]
図表 4-3ユースケースの一覧(4-4~6)[クリックして拡大]

次のページ
4-1ユーザー認証

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
翔泳社の本:『ゼロ知識証明入門』連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

清藤 武暢(セイトウ タケノブ)

有限責任監査法人トーマツ リスクアドバイザリー事業本部
ファイナンシャルインダストリ― マネジャー日本銀行にて新たな情報技術(暗号技術や機械学習等)に関する調査・研究業務に従事した後、有限責任監査法人トーマツ入社。金融サービスにおける暗号技術(秘匿計算やゼロ知識証明等)の利活用にかかる研究やアセット開発...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

岸 純也(キシ ジュンヤ)

有限責任監査法人トーマツ デロイトアナリティクス暗号技術や統計分析、機械学習等に関する研究開発に従事。
暗号技術・ブロックチェーンに関連したサービス開発や、暗号資産取引分析システムの開発、デリバティブの公正価値評価、定量的リスク評価に関する数理統計分析を行なった経験を有する。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/14709 2021/07/30 15:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング