デロイト トーマツ グループは、10月1日付で 「DTFAインスティテュート」を新たに設立したことを発表した。
「DTFAインスティテュート」は、M&Aやクライシスマネジメントへの助言、イノベーションの促進などを通じて、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー(DTFA)を母体に始動するという。
DTFAインスティテュートは、グループ内の各領域・テーマ分野の専門組織と連携しながら、特に以下のようなテーマに焦点を当てて調査・提言を行う方針を掲げている。
- M&A:テクノロジーの進展にともなって急速に進化・多様化するビジネスモデルやM&Aの形態を視野に入れて、M&Aを通じて経済全体の成長・活性化を実現していく上で求められる各種制度・施策を提言
- クライシスマネジメント:フォレンジックやセキュリティ領域での強みを活かし、企業統治や各種政策・規制などの最新動向を見据えて、増大する不確実性に対応した危機管理のあり方について提言
- イノベーション/スタートアップ:スタートアップと大企業を巻き込んだイノベーションエコシステム創出の先進事例を分析し、日本発のイノベーションの加速・拡大を図る上で求められる様々な仕組みや制度について提言
なおこの「DTFAインスティテュート」は、専門の研究員を含む十数名で発足し、外部有識メンバーとのネットワークも活用しつつ、順次規模を拡大させる計画とのことだ。
【関連記事】
・デロイト トーマツ サイバー、IoT製品の危殆化や脆弱性など自動監視するサービスを提供開始
・デロイトトーマツとAnaplanジャパン、「計画業務」のDXスキルの無償支援プログラムを提供開始
・ローコードプラットフォーム導入で、デロイト トーマツとOutSystemsジャパンが協業