伊藤忠商事は、同社および同グループ会社のサイバーセキュリティ対策を行う「伊藤忠サイバー&インテリジェンス」を2023年2月に設立すると発表した。
伊藤忠商事では2012年にCSIRTを設立し、自社のサイバーセキュリティ体制を構築していたものの、今回設立する伊藤忠サイバー&インテリジェンスでは同社のCSIRTを移管、拡大する。
その上で、国内外の同グループ約200社に対するサイバーセキュリティ支援の体制を構築していくとのこと。加えて、多様な事業領域を持つ同グループへのセキュリティ対応を通じたトレーニングによるセキュリティ人材育成も行いつつ、サイバーセキュリティ体制を強化していくという。
また、伊藤忠サイバー&インテリジェンスの設立を通じて、同グループが推進するビジネスをサイバー攻撃の脅威から守ることに加え、その知見やノウハウを社会に還元することで、社会インフラにおける日本のサイバーセキュリティ課題の解決に寄与することを目指すとしている。
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