マルチブックは、マネーフォワードの海外拠点における経理システムにmultibookが採用されたことを発表した。
マネーフォワードは、以下3点の理由から海外拠点におけるmultibookの採用を決定したという。
- 経営管理支援機能により、経営状況をリアルタイムに把握可能:ダッシュボードにて、業績、分析、資金などのビジュアル化から、連結関係会社間残高照合、不正検知、為替まで、グループ経営管理に必要な情報を網羅しているため、海外拠点の経営状況をリアルタイムに把握できる
- 内部統制機能によるガバナンス:アラート機能(一定金額以上の支払、同一取引先への複数回支払、現在庫評価額を上回る購買発注)や、権限設定、パスワード有効期限管理などの強固な内部統制機能によって、不正やトラブルを未然に防止することが可能
- 他拠点への展開を想定したグループマネージメントツールとしての拡張性:12ヵ国語、世界各国すべての通貨に対応していることや、アジア・ヨーロッパ各種国の法要件機能が豊富なことから、今後他拠点においても展開し、海外拠点の経理プロセスの一元化・標準化を目指せる
同社 経理本部 本部長 松岡俊氏は、「マネーフォワードが今後グローバル多拠点開発を目指していくにあたっては、グローバル標準プロセスを構築し、効率的な経理体制を構築していきたいと考えております。今後は『マネーフォワード クラウド連結会計』との連携強化による連結報告の高速化を視野に入れ、グループ経営の強化を図って参ります」とコメントを寄せている。
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