伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)は、Arrcusと販売代理店契約を締結し、オープンネットワーキング向けソフトウェア「Arrcus Connected Edge」(以下、ACE)を8月22日から提供する。
ACEは、ルーティングや負荷分散などのネットワークの各機能をソフトウェアで管理・制御する、ネットワークの仮想化ソリューション。性能の異なる複数の機器について、全体の構成を含めて設定変更でき、ネットワークの俊敏性や柔軟性、耐障害性などを高められるという。
また、大規模なデータセンター環境から、クラウドやエッジを含めて対応しており、5Gやマルチクラウドの接続で、企業やサービスプロバイダは、ネットワークインフラのコストを抑えつつ、ネットワークサービスが提供できるようになるとのこと。設定変更の自動化も可能なため、ネットワーク運用の効率化も実現できるとしている。
![Arrcus Connected Edgeの適用範囲<br/>[画像クリックで拡大表示]](http://ez-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/18263/18263_01.png)
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CTCは今後、クラウド事業者や通信・サービスプロバイダなどに展開し、3年間で20社10億円の売上を目指すという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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