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SBテクノロジー、Azure OpenAI Serviceなど活用した生成AIの導入支援を開始

 SBテクノロジー(以下、SBT)は、企業や自治体向けに生成AIの導入支援を開始した。導入支援では、Azure OpenAI Serviceを活用し、セキュアに生成AIを利用できる環境を提供。SBTのデータサイエンティストによる技術提供を通じて、Microsoft Azureでのクラウド環境の構築から運用まで、顧客の課題や要望に応じて支援するという。

 また、SBTが開発した回答精度を向上させるコア技術によって、社内マニュアルや議事録データなど、顧客が保持するデータからの適切な回答が得られるようになり、業務の効率化を実現。まずは生成AIを導入したいというスモールスタートから、各種データベースや他アプリケーションとの連携による業務効率化に向けた活用まで、幅広く対応するとしている。

 なお、SBTは協和キリンとともに、5月より生成AIのビジネス活用に向けた共同実証を開始。SharePoint Onlineに格納された研究開発関連文書ファイルの検索時間を短縮させるために、生成AIにおける回答精度の正確性や利便性などを検証した。結果として、文書検索において適切な回答結果を得られ、業務効率の有効性が確認できたという。

 今後、実証範囲を拡大させていくとともに、並行して進めている全従業員約5,000人への生成AI利用に向け、支援を行っていくとしている。

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