キンドリルは米国時間10月30日、「Kyndryl Experience Management as a Service」を発表した。
同サービスは、顧客がテクノロジーサービスを計画・導入し、そこから具体的なビジネス成果を生み出せるようにサポートするエンドツーエンドのデジタルワークプレイス機能を提供するもの。今回の新しいサービスでは、Kyndryl Vitaのデザイン主導のコラボレーション、Kyndryl Consultのノウハウと専門知識、Kyndryl Bridgeの統合AIOpsと自動化を活用。テクノロジー環境の構想、デザイン、導入、管理、継続的な最適化に対するアプローチを提供するとしている。
キンドリルは同サービスによって、顧客のデジタル・オブザーバビリティに対応し、テクノロジーサービスが企業のビジネス目標にどのような影響を及ぼすかについて理解を深めることができるExperience Level Agreements(XLA)を実装するとしている。
キンドリル グローバル・デジタルワークプレイスサービス担当 バイスプレジデント イバン・ドプレ(Ivan Dopplé)氏は「顧客のデジタルワークプレイス・エクスペリエンスを管理・測定する際に、画一的なアプローチでは現在の複雑なデジタルビジネスのニーズに対応できません。顧客は要件に合わせた柔軟なアプローチを求めており、ビジネス目標を達成するためのテクノロジーサービスを管理、測定し、そこから価値を生み出す能力を向上させたいと考えています」と述べている。
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