キンドリルジャパンは、日本のITシステム運用を取り巻く課題の解決と価値提供を目的とした「次世代システム運用コンソーシアム」を、IDホールディングス、並びに設立の趣旨に賛同したユーザー企業とIT企業を合わせた5社と共同で設立した。
今後、各社の持つシステム運用に関する技術や知見を持ち寄り、システム運用に係る課題の解決やベストプラクティスの創出に向けて活動を開始。2024年度には一般社団法人化を目指し、法人化後はユーザー企業およびIT企業より参加を募り、活動規模を拡大していく予定だという。主な活動内容は以下のとおり。
- システム運用における最先端技術(AIやVRデバイス、メタバースなど)の実用化の研究
- DevOpsやNoOpsなどの事例紹介、情報交換、勉強会、講演会
- 認知度向上に向けた上記活動の広告、宣伝
同活動により、複雑化したシステム運用への対応、運用コストの削減、IT技術者不足の解消を図るとのこと。また、開発と運用の融合やAIを活用した運用の自動化、それを支える人材のスキルアップや働き方改革を推進し、社会課題の解決に貢献することで、社会インフラを支えるシステム運用のプレゼンス向上を目指すとしている。
【関連記事】
・キンドリルとシスコ、パートナーシップ拡大でサイバーレジリエンスサービス提供へ
・Rubrik、機密データの保護などを拡充へ Zscalerやキンドリルとの連携も深化
・キンドリルジャパンら、「次世代システム運用コンソーシアム」設立に向け準備室を開設へ
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア